カンジダ菌 ①消化管カンジダ症 と慢疲労の関係
消化管カンジダ症 と慢性疲労の関係
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慢性疲労の症状と消化管の環境は密接に関係しているそうです。
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腸管の環境が悪化し、腸内細菌叢が乱れるとカンジダという真菌が消化管内で増殖する場合があります。
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カンジダ菌自体は、健康な人でも体内に潜んでおり、通常は何も悪いことはしませんが
.腸内環境が乱れたり体の抵抗力が低下すると身体にとって好ましくない影響を及ぼし始めるらしいのです。
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.以下引用
↓
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.そして、「有機酸」と言われる物質を体内に放出し始めるのです。
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では、この「有機酸」は身体にどのような影響を与えるのでしょうか。
、
私たちは、食べたものを消化管で消化吸収し、エネルギーに変換することで生きています。
そのエネルギー産生システムは、
「解唐系」
「TCAサイクル」
「電子伝達系」の3つに分けることが出来ます。
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この3つのシステムを通じて、
ブドウ糖は「エネルギーの硬貨」と言われるATPという物質に変換されるのです。
このうちの「解唐系」は酸素を必要とせず、私たちの身体の細胞の細胞質という部分で行われます。 、
一方、TCAサイクルと電子伝達系は細胞質の中にある「ミトコンドリア」と言われる細胞内器官で行われます。
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消化管カンジダ症に話を戻し、
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この有機酸は上にあげたTCAサイクルの中に入り込んでしまい、その反応を阻害するのです。
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私たちの体のエネルギーの産生を支えてくれているこの回路が十分に働かないことで「#慢性疲労 」が起こるのです。
消化管のバランスが崩れることで
「遅発型フードアレルギー 」や「副腎疲労 」が起こり、慢性疲労 の原因となりますが、
同時に「消化管カンジダ症」を合併することで、
「ミトコンドリア 機能低下」が起こるということです。
慢性疲労に対して治療を行っているのにも関わらず治療効果が思っているほど現れない場合はこのような病態も考えて治療することが重要です。
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遅発型フードアレルギーと診断され、腸内環境を整える治療を始めていてもなかなか自覚症状が改善しない場合、あるいは副腎疲労がないのにも関わらず慢性疲労の症状が強い場合には、このように、消化管カンジダ症・酵母菌症が関係していることがあるのです。
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この意味を理解するのに長いことかかりました。
や
副腎疲労症候群
原因不明と言われる不調には
これらが関わっているかと思います。
糖質依存の場合は腸内のカンジダが増殖していると言われています。